『機動戦士クロスボーンガンダム 外伝』
長谷川裕一氏のブログで現在連載中の『機動戦士クロスボーンガンダム』関係のデザインの解説がラフ画とともに掲載されています。なかなか興味深いです。
http://studio-himitsukichi.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/index.html
F99
F99は、ラフ段階では、一時期の仮称として「トゥーナ」と呼ばれていた。「X4」とされていた時期もあるが、これは、クロスボーンガンダムの4番機ではなく、背中にX字に4枚光の翼があることから。X4→Y3→と進化してV2にいたる、という長谷川氏のオレ設定による。
F99の機体色は、連邦オレンジみたいな色(※)。モノクロ印刷で機体の白色になっている部分は黄色。
※パワードジムやRGM-79[G]の胴体色のことか?
トゥーナ(マグロの意)
サナリイのミノフスキードライブ(光の翼)実験機。クロスボーンガンダムとのパーツの共有率が高く、こいつの実験が続いているおかげで今までクロスボーンのパーツの補給が受けられていた。ガンダムより強い実験機。頭部を積極的に推進システムの一部として使用。
コルニグス
敵のボスはカラス先生の一番弟子だったひとにしようと思い、「じゃあカラスのMS」って感じでデザインした。ラフを作ったあと、ボスっぽい機能が欲しいと思い、変形機構を盛り込んで作中のものになる。
サポートマシン「ノッセル」
ストーリーの流れで突如作ったメカ。デザインの時に「俺は大河原邦男だ!、俺は大河原邦男だ!」と自分に言い聞かせながら描いた。ほぼ演出に必要なラインしか存在しないシンプルなもの。名前が決まるまで時間がかかった。ネーミングは、「ドダイ、ゲター、セッター、の流れだから」とのこと。
X1改・改の武器「ピーコックスマッシャー」(ボウガン風ビームガン)
わざとボウガン風にして他のガンダム銃と差別化を意識した。長谷川氏によるラフデザインのあと、カトキハジメ氏の元に渡り、劇中のデザインとなる。
サイドの8門は、それぞれ5発程度しか撃てない。撃ちつくすとサイドの砲は、かぱっと外せ、後は普通のビームライフルとして使用可。